自家用ビールサーバーの製作記録

2013年11月
永年、お世話になったビールサーバーが具合が悪くなり、ついに機能喪失となった!
いろいろ代わりを探したが、空冷タイプにはこれはという物に巡り合えず、最後の手段として何とか自家製作を試みる事にした。
まずネット上から製作先輩の製作記録、資料をあさることから開始!何とか目星をつける。次に必要な 母体と部品探しである。これもネット上の皆様のご好意で必要なものが全てゲット(ヘッド、ガス供給関係はそのまま使用とする)、いよいよ組み立ての為の使用工具を揃えて着手する。
用意した工具は27mm、28mm、70mmホルソ-、8mmドリルの刃、ドリル、ボール盤、カッターナイフ等。

機能喪失の十数年使用してきたサーバー(ヘッドはサッポロ、アサヒ仕様に交換済み)。

まず、母体となる中古冷蔵庫、137Lクラスの冷凍庫下部タイプをオークションより落札。


天板、ドア、仕切り版等をとりあえず外す。


まず、ドラフトタワーを取付る穴を、適当な位置に天板と上部に開ける。


上部は 28mmホルソーで内部まで貫通させる。


内部天井に開いた穴。


ドラフトタワーの取付けは、予め製作しておいた5mm厚ゴムパッキン(100mm径27mm穴)と
12mm合板(70mm径28mm穴)を挟んでワッシャ、ナットで締付けて完了。


冷蔵庫側面に、ガス供給の管を通す穴(8mm)を開ける。


穴は内側と外側の間を貫通させるが、その際、冷蔵庫側面には放熱用、
その他機能の組込み等があるので、破損させない様に注意が必要。


最後にドラフトタワーのホースと、ヘッドからのホースをワンタッチジョイントで接続、
ガスホースをヘッドに接続すれば完了である。


ヘッドは以前の物をそのまま使用(薬剤で洗浄済み)、5mのホースを還してドラフトタワーホースに繋ぐ。


新しく購入したホースワンタッチジョイント。


新しく購入したホースをヘッドに繋ぐワンタッチ継ぎ手。


新しく購入したガスホースをヘッドに繋ぐワンタッチ継ぎ手。


ドラフトタワーのホースと、ガスホースをヘッドに接続、完成です!


内部の雰囲気。


注ぎ具合、泡の状態も非常に良く、大変満足しております。


完成したビールサーバーの全体図です。

最後にドラフトタワー入手でご協力頂いた出品者の方、パーツ、資料ご提供の皆様に感謝です。
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2015年秋頃、2013年製作のサーバー(冷蔵庫)が早くも不調...2016年早々に代わりの冷蔵庫の物色をネットで始めた。
運よく2015年製のHaier138L新品同様を超格安で(何と¥1,100-)落札、商品到着時即製作に掛かる。製作と言っても穴を開けて部品を組み込むのみである。
しかし、この冷蔵庫は作りが非常に良く(断熱等の作りなどが丁寧)穴空けに手間取り、完成まで2時間程費やしてやっとの完成でした。早速運転開始、以前の冷蔵庫に比べてダントツの冷え具合に大満足!さすがHaier?

完成した新サーバー